こんにちは。”あさひ”です。
ポーランドというと、どんな食文化を思い浮かべますか?
ドイツに近いから、ソーセージとか?ジャガイモとか?
もう、タイトルからバレバレではありますが…ポーランドはEUにおいて最大の食肉輸出国の1つになっているほどで、びっくりするほどのお肉天国なのです!
日本人は胃薬を常備した方が良いかも?!
ここでは、ポーランドに住んで6年の在住者が美味しいと太鼓判を押したい、ポーランドならではのオススメ肉料理10つをご紹介します。
- 朝食におすすめ!「ハム」(szynka シンカ)のサンドイッチ
- ポーランド版ロールキャベツ(Gołąbki ゴウォンブキ)
- パリッとジューシーなウィンナー(kielbasaケウバーサ)
- ポーランド版・カツレツ!(kotlety schaboweコットレット スハボヴィ)
- ポーランドの国民食(pierogi ピエロギ)~Pierogarnia Stary Młynのものが外れないのでおすすめ
- ポーランド版の春巻き?(krokietyクロキィエティ)
- 鴨肉のオーブン焼き(kaczaka pieczona カチュカ ピェチョナ)~ワルシャワのレストランRestauracja Portretowaがおすすめ
- 新鮮なポーランド産牛のユッケ(tatarタタル)
- ホットあたたまるビーフシチュー(goulash グヤーシュ)
- BBQに最高!(żeberka wieprzowe ゼベルカヴィエプショヴェ)
- ポーランドの料理で迷ったら…おすすめは鴨肉料理!
朝食におすすめ!「ハム」(szynka シンカ)のサンドイッチ
燻製ハムはポーランドの朝食・夕食に欠かせない食材です。
ポーランドではお昼頃(14時〜15時)がディナーの時間になり、朝と夜はパンにチーズ・ハム・野菜などシンプルなものになります。
朝・夜同じ内容を毎日繰り返すわけですから、ハム(ボンレスハム系が多い)のバリエーションがとても多いのです。
はじめてポーランドに来た時には、スーパーに並ぶお肉・ハムの数々とその安さに大仰天してしまいました!
どのくらい安いのかというと、ロース肉1キロでセールになると350円とか、ハム200gで160円とか、そういうレベルです。
Biedronka、Lidl、carrefourなどのスーパーで購入できます。
もっと手軽にポーランドハムを楽しみたいのであれば、カフェや売店で販売されているパンもおすすめです。
ポーランドのパンは外がカリッと硬く中はモッチリ。
そこに、塩っぽいハムと新鮮な野菜がマッチし、とっても素朴でやさしい味わいです。
ポーランド版ロールキャベツ(Gołąbki ゴウォンブキ)
具にひき肉とごはん、そしてハーブを混ぜ合わせたお母さんの味。
東欧全般でよく食べられるメニューですが、東欧の中でも貧しいところではほぼお米になってしまうのだとか。
我が家のレシピは、ご飯6:お肉4といった感じです。
優しい味のトマトソースにキャベツと肉汁が染み出ていてとってもおいしい一品。
野菜が使われているので、胃もたれしにくいです。
こういったポーランドの伝統的なお料理を食べるのであれば、リーズナブルでメニュー豊富なワルシャワ旧市街や中心に何店舗かあるポーランド料理店「Zapieczek(ザピエチェク)」をおすすめしたいです。
パリッとジューシーなウィンナー(kielbasaケウバーサ)
ポーランドでは、ハムと並んで多種多様なウィンナーがスーパーで売られています。
そのままフライパンで焼くのも美味しいですが、炭火でやくBBQのウィンナーは格別に美味しいですよ!
日本のウィンナーに比べると、ポーランドのものは香辛料の味がしっかりしてて味付けも塩っぽく、いかに脂!といった感じです。
ガツンと食べたい時におすすめ。
ちなみに、こちらの写真は先にご紹介したレストラン「Zapieczek(ザピエチェク)」で撮影したものです。
ポーランド版・カツレツ!(kotlety schaboweコットレット スハボヴィ)
日本のカツレツよりも薄く、厚さは3ミリほどにした豚肉(鳥肉バージョンもよく食べられている)を衣を付けて揚げたものです。
コショウをたっぷりと使っていて、味は強め。
パン粉が日本のものよりも細かいため、ガリっというよりもサクサクとした食感です。
付け合わせにはサワークリームや、ジャガイモ、ピクルスなどが定番。
ポーランドの国民食(pierogi ピエロギ)~Pierogarnia Stary Młynのものが外れないのでおすすめ
ポーランドを代表する国民食。
具材は様々でイチゴジャムやシナモンアップルを入れてデザート風にすることもありますが、お肉を入れたものもたくさんあります。
お湯でゆでたもの・揚げたもの・ベイクから選べますが、個人的にはさっぱりと食べられる湯でバージョンのピエロギが好きですね。
具材のレシピは母の味。ピエロギ専門のレストランが街中にたくさんあるので、ぜひご賞味ください。
ただ、お店によっては脂だらけのソースを乗せられるものもあります。
ソースは別でお願いしますと伝えておくと安心です。
美味しピエロギであれば、Wrocław・Torun・Gdańskなどの都市にあるチェーン店である「Pierogarnia Stary Młyn(ピエロガルニァ スタリ ムィン)」が外れなく一押しです。
ポーランド版の春巻き?(krokietyクロキィエティ)
クレープで好みの具材をまいて、フライパンで焼く料理です。
細長いコロッケのような見た目ではありますが、皮がより薄いため、軽い食感です。
鴨肉のオーブン焼き(kaczaka pieczona カチュカ ピェチョナ)~ワルシャワのレストランRestauracja Portretowaがおすすめ
鴨肉はポーランドではとってもメジャーで、スーパーでも豚肉と並び販売されているくらい、手頃に購入することができます。
ただ、家庭で料理するとなるとパサつきがちなので、ポーランド人でも相当なお料理好きでないとレストランで食べる方が多い印象。
ベリー系のソースが掛けられていることが多く、リンゴのソテーは鴨肉に欠かせないお供です。
レストランだと一皿で1,500 円ほどで食べることができます。
ワルシャワにある鴨料理のレストラン、Restauracja Portretowaがおすすめです。
新鮮なポーランド産牛のユッケ(tatarタタル)
ポーランド版のユッケです。
新鮮なポーランド産の牛肉を使用しています。
とても肉にくしい味で、個人的にはあまり好きではなかったのですが、好きな人は家庭で作ってしまうほど好きという、好みのかなり分かれる感じです。
この料理を食べるのであれば、ワンランク上のポーランド料理が楽しめるワルシャワのMokotowエリアにある「STARY DOM」をおすすめしたいです。
ホットあたたまるビーフシチュー(goulash グヤーシュ)
グヤーシュはもともとハンガリー料理でしたが、ポーランド流にアレンジされていて、パプリカ風味のスパイシーなビーフシチュースープになっています。
実は、ポーランドパプリカの生産量がかなり多いんです!
日本で想像するビーフシチューのようなとろみのある感じではなく、スープに近いです。
冬に食べると体が温まり最高です!
BBQに最高!(żeberka wieprzowe ゼベルカヴィエプショヴェ)
ポーランドのBBQではお決まりの「豚のあばら」のグリルです。
スーパーに行くとすでにBBQ用に下味のついたものが販売されていて、とってもスパイシー&ジューシー!
炭火で脂を程よく落としていて、脂っこいのに美味しく食べられます。
お店にもよりますが、レストランでメニューのあるところもあります。
ポーランドの料理で迷ったら…おすすめは鴨肉料理!
お肉大国ポーランド。
野菜よりもお肉の量が多い上に、お肉の方が安いので、家庭でもお野菜よりもお肉中心になりがちです。
お肉が大好きな方にとっては、食べることの楽しみが止まらない国だといえるでしょう。
今回ご紹介した中でもとくにオススメなのが鴨肉料理です。
ポーランドでは果物を使ったソースが結構使われることが多いのですが、鴨肉のお料理は果物のフレッシュなソースの味と絶妙なマッチで日本では味わえないものがあります。
ご紹介した以外にもポーランド料理店はポーランド各地にたくさんありますので、ポーランドならではのお肉料理を食べたい方はぜひ足を運んでみてください。
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