こんにちは。”あさひ”です。
海外はポーランドに移住して早6年。
文化も言葉も違う場所で、日本との違いにいまだ戸惑うこともありますが……。
ここでは、日本の良い点・悪い点を、わたしが住んでいるヨーロッパ(ポーランド)と比較していきたいと思います!
【メリット】海外(ポーランド)と比較した日本の良い点
海外で暮らしていて改めて感じる日本の素晴らしいポイントを列挙してみました。
メリット1:各種サービスが誠実、丁寧で素晴らしい
日本ではお客様の購入品を大切に扱うこと、正確な情報を伝えることは極当たり前のことですよね。
でも、ヨーロッパは違います。
レジ打ちのお姉さんなんて、不愛想で人によってはかなり雑にものを扱われることが多いです。
この間実際に起きた話なのですが、セール品で堂々と半額の値札がついていて2つ購入したらなんと通常価格だったということもありました。(後でレシートを持って行き、返金してもらいました)
こういうところが結構雑だったりします(笑)
日本ならまず起きないことですよね。大クレームになりかねませんからね。
日本の的確なサービスには、脱帽です。
メリット2:優秀な日本製の製品(電化製品、家電、カメラなど)が安く手に入る
私の知り合いでベルギーで大工をしている方がいるのですが、彼は工具はかならず日本製のマツダを使っていると話してくれました。
とにかく狂いがなく、長持ちするのだとか。
「日本の商品は値段はするけど、それ以上の働きをしてくれる」と太鼓判を押していましたよ!
ポーランドでもカメラ類は日本製の人気が高いです。
日本では優秀な電化製品が当たりまえに周りにあり、簡単に手に入るというのは、とても魅力的なことだと気が付きました。
メリット3:移動手段が充実していて迅速に移動できる。時間通りで遅延も少ない
これは旦那が関心していた日本の良いポイントです。
日本は新幹線、急行、飛行機ととにかく交通機関のチョイスが豊富で、スムーズに国内を旅行できます。これは海外では当たり前のことではありません。
ポーランドでは飛行場の場所にも限りがありますし、新幹線並みの移動手段もほとんどありません。
片道5時間かけてワルシャワまで向かう中で「日本みたいにもっと交通機関が便利だったら良いのに」と思わずには居られません。
メリット4:日本の夜は楽しい!ナイトエンターテイメントが充実している
ポーランドに来てびっくりしたこと。
それは夜の遊びがかなり少ないということでした!
ヨーロッパではナイトクラブを除いては、ナイトエンターテイメントはほとんどないことが一般的です。
ヨーロッパのお店はだいたい3時〜5時までには閉まるため、夜出かける場所となるとレストランかバー、映画館だけになってしまいがちなんですね。
日本であれば遊園地はもちろん、イルミネーションのきれいな場所、ショッピング、ゲームセンターなど夜遅くでも日中同様に楽しむことができます。
メリット5:日本は世界一安全な国~電車やバスでの居眠りは海外ではめちゃくちゃ危険です~
日本では財布を落としても中身を取れれることなく戻ってきます。
海外ではこんなことあり得ません。
海外でスリは日常茶飯事ですし、バックや物をカフェのテーブルに置いて目を離せば、すぐに取られてしまいます。
実際に起きた話だと、私と同じ電車のコンパートメントに乗り合わせた方で、少し眠っていた間に荷物が盗まれ、財布や携帯などを抜いたカバンが電車内のトイレに捨てられていたという方がいました。
日本では電車やバスのなかで居眠りする光景は良く見られるものですが、海外ではキケンな行動以外の何物でもないのです。
移動中にボーっとできる日本。恵まれていたんだなぁと改めて実感しています。
メリット6:日本のレストランはどのお店に入ってもほとんど正解。おいしい!
ヨーロッパ……少なくともポーランドでは、レストランの選び方を失敗すると、激マズ料理に出くわします。
日本ではどのレストランも一定レベル以上のクオリティを維持していますが、ポーランドでは優秀なレストランとそうでないレストランに雲泥の差があります……。
食の幅が広く、どのレストランも味のクオリティが高いのは日本ならではでしょう。
【デメリット】海外(ポーランド)と比較した日本の悪い点
海外と比較した日本の悪い点とは?なんでしょうか。
ポーランド人の旦那にも意見を求めてみました!
デメリット1:物価がべらぼうに高い!お金がかかる!
一駅移動するだけで数百円、新幹線は○万円〜と移動にかかるお金が高い上、生活費もべらぼうに高いです。
平均給与も高いですが、日本同様の給与を自国でもらえている方は世界中に何パーセントでしょうか?
となると、多くの外国人からみて「日本は高い国」になってしまう訳です。
でも、だからこそ「日本に旅行に行く」というのがものすごいステータスにもなります。
クジの景品に「日本旅行」を見かけることも多いです。そのくらいヨーロッパの方から見て日本は憧れの地になっているんだなと感じています。
デメリット2:日本は気候がジメジメとしていて暑い
これは旦那が日本にステイしている間もっともキツかったことだそうです。
5月でしたが「立っているだけで汗だらけになる」と、よく愚痴をこぼしていました。
夏場だったら、いったいどうなっていたことか。
ヨーロッパでも30度を超える日はありますが、湿度が低いためカラリとしていてジトっとした暑さは感じません。
体感温度も25度くらいといったところでしょうか。
日本では湿気があるゆえ、30度のところ体感温度35度くらいになってしまいますよね。日本特有のじめっとした暑さは、海外の人からすると大きなデメリットです。
デメリット3:外国人にとってコミュニティに入り込むことがむずかしい
こちらも旦那が感じたことらしいのですが、日本人は表面的には優しくしてくれるけれども、本当の意味で仲間に入ることが難しいと言っていました。
すでに日本人同士の人間関係やつながりができていて隙がないため、どこまで行っても外国人でその一員にはなれない気がするとのこと。
「多くの外国人がそう感じているんじゃないかな」と言っていました。
ちなみにヨーロッパではどうなのかというと、私はとくに居心地の悪さは感じていません。
ごく普通に受け入れてもらえていて、家族・親族の行事などにも周りのポーランド人同様に参加していますし、日本人だから嫌な思いをしたりといったことはないです。
ポーランドは移民が少ないので(月収が少ないこと、既存のコミュニティーが少ないことが背景にあり、人気ではない)、他のヨーロッパの国々とは事情が少し違ってくるかと思いますが…。
デメリット4:日本人は働き過ぎ。休暇が少なすぎ
フランスでは休暇のために仕事をすると言われているくらいです。
ポーランドでもまた、休暇はみなさんしっかり取ります。
夏場は2〜3週間お休みしますし、クリスマスになると5日間、11月になるとお盆のような期間もあり、その他、木曜日が祝日の場合、金曜日も繋げて連休にしてしまうという方結構います。
日本で働くとなると、有給消化が難しいという方が大半ではないでしょうか?
日本人は働きすぎ。これは本当に大きなマイナスポイントだと思います。
ヨーロッパに住んでわかった日本のメリット・デメリットまとめ
日本とヨーロッパの比較をしてみました!
海外に住んで6年。日本にいた時には気が付かなかった日本の良さを、つくづく実感しています。
ヨーロッパ人の主人からみた日本の良い点・悪い点もまた面白いものがあり、私にとっても新たな発見の機会になりました。
この記事を通して「へえ、海外と日本でこんな違いがあるのか!」と少しでも楽しんでいただけたたなら嬉しいです。
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